まいぷれつくば編集部では、"子ども＆食事＆つくば"をキーワードにコラムを定期的に掲載します。
コラムを書いていただくのは、子どもの食育料理教室 青空キッチンつくばスクールの講師で
キッズ食育トレーナーの宮内真由美さんです。
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新年度が始まりました。進級・進学おめでとうございます。
中でも、保育園や幼稚園に通い出したお子さんは、初めておうちの人と離れて先生やお友だちと時間を過ごし、戸惑いや不安を感じている子もいるでしょう。

子どもだけでなく、親もおなじですよね。
お友だちは出来るかな？お弁当は残さず食べられるかな？給食は一人で食べられるかな？
そんな心配な気持ちでいっぱいになるかもしれません。

私もそうでした。
慣らし保育でたった数時間、子どもと離れただけなのに、「泣いてないかな？トイレにちゃんと行けたかな？お弁当は一人で食べられたかな？」と
ずっと娘が園でどう過ごしているのか、心配でたまりませんでした。

でも、空っぽになったお弁当箱を見たときは「あぁ良かったー！！」と安心したことを今でも鮮明に思い出します。

私はキャラ弁もたこさんウィンナーも作ることができませんでしたが、代わりに娘の大好物を詰め込みました。野菜嫌いだったのでミートボールやナゲットなど茶色のおかずオンパレードです。

彩りよいお弁当を作ってあげるべきだったかもしれません。でも、何もかもが初めての園生活でがんばっている娘を想像したとき、お弁当タイムはホッとする時間であってほしいと思ったのです。

おうちの人が「自分のために作ってくれた」と思うだけで、子どもは嬉しいもの！
茶色弁当だっていい。少しずつ彩り弁当にしていけば十分です。

お弁当はおなかを満たすだけでなく、心の栄養源にもなる心強い存在です。