こんばんは😊

暖かくなってきましたね。
冬の間に人気だった温かいお茶を淹れる作業のピークが過ぎて、お水作業が人気になり始めました。

今回は「ピッチャーのあけうつし」のオシゴトの紹介です。

重たいピッチャーを自分で持ちあけうつす、ただそれだけです。それが子供には魅力的な作業なのです。

自分の身体を思うように動かせる喜び
重たいピッチャーをもてた、水を移せた！
それだけで嬉しい💕

そしてコントロールする力への喜び
先生の提示（見本）は器の真ん中に印をつけてあり、その印一点に向かって水を注ぎます。
すると、水のきれいな動線と泡がたつ様子をみる事ができます。
子供は自分でもトライし、水の動きを楽しみながら、コントロール力を洗練します。


自分できる為に整える物への配慮は
ピッチャーの大きさ、重さ
器の大きさ、重さと深さ
簡単すぎず、難しすぎない事が大切です。

そしてポイントは
手の位置、目の位置を援助すること
どこを持ち、どこを見たら良いのかを色や印で援助します。

ここまで整えられたら、大人も挑戦してみて下さい。すると意外と楽しい💕
気がつけば、夢中になり、何回もあけうつしています🤭
驚くほど繰り返す子供の気持ちを感じられるかも知れません。
そして、左手の使い方や手首の動かし方も感じられると思います。
幼い子供には難しい動きなのです。

お水がこぼれて大惨事の時もありますけどね、そこからの学びもありますから。

年長の子供がきれいに水を移せて
その姿に憧れる年少の子供もいます。

年を重ねた大人にはわかりにくい子供の世界ですね。きっとキラキラしているのでしょう。

お水の作業は
子供の身体、精神力を育んでくれるものですよ💕😊

精神力というと曖昧な表現ですが、
満足する事でやる気を保ったり
自己成長させる取り組み方がわかり、
わかる事で相手に伝える、相手を優先する気持ちになれたりする

そんな子供の姿があります😊