こんばんは。
ご覧頂きありがとうございます。

今日は図形を重ねる力のご紹介です。

こちらは赤色、青色、黄色の３原色。
そして四角、三角、丸の形。
各々、1cm〜10cmの10個のタイル。

形と色の組み合わせを考えて様々な模様を作り出せるものです。
その名の通り、幾何図形を重ねていくと、どうなるかな？というもので、子供にとっては、ハイレベルな取り組みです。

この段階に進むにはどんな力が身についている必要があるのだろう？

まずは形と色の識別。
そして漸次性（段々と変化するものを正しく並べられる力）
そして、形と漸次性、数の順応です。（三番目の丸と三番目の四角、三番目の三角形はこれだな、等）
数的な判断も育つ必要があり、その力を各々、バランスよく身につけている必要があるものです。
何よりも作り上げるには集中力、忍耐力が必要です。

逆に捉えると、こうした遊び感覚で取り組む幾何図形重ねの感覚教具は、子供の様々な力をバランスよく育ててくれるものです。

はじめは、どうみてもこっちの方が大きいでしょ？違う色と組み合わせてみたら？と大人は声をかけたくなりますが、

形、色、順番、を組み合わせていく難しさがあり、すぐには育ちません。
失敗を繰り返し、自己訂正を子供は自分でしていき、力をつけていきます。

子供の力を見守って頂けると幸いです。

重ねるという段階に進むには、平面で横に並べるという活動をたっぷりおこなってからが、より良いです。

まず自由に活動を提供すると、
平面に並べていく子供が殆どです。
四角と三角でお家、とか。可愛いですね😍

次第に
出来た形の上に重ねていくと、違う形が出来上がるという、子供にとっては驚く体験をしていきます。新しい形をみると、「お〜」と声をあげる子供がいます。
面白いのでしょうね👏

10個の三色を同形で重ねると、
青色で始まり、青色で終わる。
黄色で始まると黄色で終わる。
赤色ではじまると、、、

とパターンをみつける小学生もいます👏

ご家庭では
モンテッソーリ教具のようにカラフルで正確なものでなくても、折り紙でも楽しめます。

単純に並べる事から積む事へ、そして重ねながらずしていく事へ。

教室の子供達は楽しみながら活動しております。
大人もやりだすと面白いですよ。
教室の皆さん、子供達といかがですか？